最近では、正座する機会も少なくなってしまいましたが、正座は、下腿部のストレッチになります。また、きれいな正座をすることは、脚のアライメントを美しく保つだけでなく、姿勢のゆがみを少なくします。仙骨が立った安定した骨盤は股関節も柔らかく強くします。ぜひ、エクサザイズとして取り入れてみてください。
きれいな正座の紹介
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- お腹に力を入れゆっくり座ります。太ももの前を緊張させます。「ドスン!」と座らないように!
- 足と足を重ねないようにし、かかとの上に坐骨をのせます。
- 両膝の間は握りこぶし1.5~2個分あけるようにします。
前横後
ポイント
- アキレス腱や足首が硬いと、このように座ることが出来ません。こちらのページのエクササイズを参考に少しずつ、練習しながら行ってください。
➡立ち座りから骨盤を安定させるロールスピンエクササイズをご参考に!
いかかでしたか?きれいに座れましたか?今までの座りくせがあるとしっくりこなかったり、強い違和感をもたれるかもしれません。そして、足首やアキレス腱が硬くなっていると座れなかったり痛みを伴うことがあります。少しづつ行ってください。仏壇があったり、ちゃぶ台があったり、和式のトイレなど古来の日本の生活の中にはきれいな骨格を育てるいい習慣がありましたね。一日数分正座のストレッチで、リフレッシュされてはいかがでしょうか?
「こんな正座~やめましょう!」 動画解説もごらんください!
日常の動作を見つめなおそう
- トンビ座りばかりしていませんか? 脚が内股になっていきます。骨盤がゆるみます。
- 同じ方向ばかりの横座り(お姉さん座り)をしていませんか? 骨盤がねじれます。
- あぐらばかりしていませんか? 骨盤が後に傾いてしまいます。
一つの座り方ばかりでなく、いろいろなくつろぎ方で健康な生活を楽しみましょう。